【2017/4/21 (金) 】テクテクLotusセッション:Aveedoのご紹介 - IBM Notes/Domino Modernization の実現を支援する海外ソリューション
2017年04月21日IBM Connect 2017,ニュース,Notes/Domino,XPages アプリケーション開発Notes/Domino 日本語,Aveedo,aveedo,IBM Connect 2017
Aveedo - IBM Notes/Domino Modernization の実現を支援する海外ソリューションのご紹介

既存NSFアプリをウィザード操作でカンタンWEB化できるソリューション「Aveedo」の開発元であるWe4ITからはCEO Stefan Sucker 氏 が直接、製品紹介をデモを交えて発表してくれます。(通訳は弊社から田付が担当します)
当日のアジェンダは以下のようになっています。
- 6:00PM – 6:25PM: Panagenda – ApplicationInsights
- 6:25PM – 6:50PM: Sapho
- 6:50PM – 7:00PM: <休憩>
- 7:00PM – 7:25PM: We4IT – Aveedo
- 7:25PM – 7:50PM: Darwino
- 7:50PM – 8:00PM: Q&A
IBM Connectons PINKとDominoの未来
2017年02月27日docker,react.js,radis,mongodb,ニュース,Notes/Domino,XPages,Notes/Domino 日本語IBM Connect 2017,IBM Connect 2017,graphQL
2017年2月21日から23日まで開催されたIBM Connect 2017が終わり日本に帰国しました。
これから何回かに分けてIBM Connect 2017のフィードバックブログを書いていきたいと思います。
IBM Connections PINK
IBM Connect 2017基調講演で初めてIBM Connections PINKの存在が発表されました。
また20日に行われたIBM Connect 2017 HackathonのイントロダクションとしてIBMのJason Roy Gary氏によるIBM Connections PINKのテクノロジーに関しての説明がありました。
それによるとIBM Connections PINKは今までのIBM Connectionsと全く違うテクノロジー、哲学をもって再構築されており、従来のIBM Connectionsと全く異なる設計を持つことになります。
具体的なところでは、
・マイクロサービスベースのアーキテクチャ
・ad-hoc利用するアプリ連携をサポ―ト
・JSONベースのモダンAPI
・graphQL
・Modern CI-CD
・StrongLoop / IBM API Connect (node.js/express)
・SWIFT / GO
・React.js
・MongoDB
・Redis
・Nginx
・Docker
というテクノロジーやコンセプトに基づいて開発されています。
上記にあるようにデータベースはSQLですらなくなりMongoDBを利用するようです。
また、Jason Roy Gary氏がIBM Connect 2017の最終日のセッション「Ask to the developer」で解答していた際のある言葉が印象的でした。
「IBM Connections PINKでは我々はソフトウェアをあなた達のために作るのをやめました。あなた達と作るのです」
様々なセッションを通じ、彼のあの言葉の裏付けとなっているテクノロジーがgraphQLであり、Dockerであり、LiveGridでありMicroserviceであることを今回学ぶことが出来ました。
正直なところ、Docker、MicroserviceやLiveGridなどの正確な内容を把握できておらずまだまだ勉強が必要なのですが、今後IBMからこれらのテクノロジーに関しての多くの情報が発信されていくのだろうと期待しています。
Dominoはどうなるの?
マイクロサービスで様々なアプリがつながるようになりまさに「あなた達と作る」環境が整備されていくなか、これらのテクノロジーにDominoは取り残されていくのでしょうか?
自分がIBM Connect 2017に参加してイメージしたDominoでは、Dominoもマイクロサービスの一つとなり様々なサービスと疎結合していく未来の姿です。
そのためにOpenNTFで現在進められているプロジェクトにSmartNSFというものがあります。
こちらのプロジェクトはOpenNTFのチェアマンであるChristian Gudemann氏によって進められていますが、このSmartNSFを使うことによって簡単にDominoのデータをMicroservice化して活用することが出来ることを目指しています。
OpenNTFといえばオープンソースだから容易に手を出しにくいと考えがちですが、いままでのOpenNTFの活動から考えて、SmartNTFの方向性はよっぽど間違わない限りゆくゆくはDominoのFeature Packに取り込まれていくのだろうと考えています。実際はまだスタートしたばかりのプロジェクトなのでこの考えは時期尚早かもしれませんがDominoの未来を語る上で今一番期待してもいいのではないかと思います。
IBM Connect 2017 ハッカソン
2017年02月22日Bluemix,IBM Connect 2017,IBM Connect 2017,Hackathon,Watson Workspace,EclipseXPages アプリケーション開発,Java,XPages,bluemix,Notes/Domino 日本語,XPages
IBM Connect 2017がサンフランシスコで開催
IBM Connect 2017が本日2月21日からいよいよ始まります。例年より一か月ほど遅い開催であることに合わせて大きく変わったことに、今年から会場がフロリダ オーランドからカリフォルニア サンフランシスコに変更になりました。
今回の会場はアップルやGoogleがイベントを行う場所としても有名で、かのスティーブジョブスがiPhoneを発表した例の会場でもあるとききテンションが上がらずにはいられません。
IBM Connect 2017 ハッカソンに参戦
さて、そんなIBM Connect 2017の前哨戦として、20日(月)の1日をつかい「IBM Connect ハッカソン」が今年初めてOpenNTFとIBMの協力で開催され、日本からも以下の人たちが参加してきました。
IBM 佐藤さん
東京海上日動システムズ 田村さん
エフ 御代さん (IBM Champion 2017)
ソルクシーズ 吉田さん (IBM Champion 2017)
エームサービス 小野さん (IBM Champion 2017)
ケートリック 田付 (IBM Champion 2017)
ハッカソンでは今回、チームの代表がそれぞれハッカソンで取り組む議題を発表しそれぞれ参加者が参加したいチームに分かれるという形式になります。 ただ日本からは英語でのコミュニケーションが難しいこともあり日本チームで行うということを事前に伝えての参加になりました。
そこで我々が今回のハッカソンで取り組んだ内容が以下のようになります。
内容としては、
左側のSensorTagというセンサーデバイスから照度センサーを使い、部屋が暗くなったなどの異常を検知するとまずXPages on BluemixのNSFに通知を知らせる文書が作成されるます。この部分でのバックエンドロジックを担うのはNode-Red(画面真ん中)になります。
次に、Service Engineerが通知文書(XPages)を確認し、問題をTechnical Expertsに通知するための「OPEN」ボタンを一覧ビューからクリックします。
すると、通知を知らせるアクションの1つとしてBluemix IoT Foundationを介してBB-8に色で視覚的に知らせる(赤色)というアクションを行います。
それと同時にWatson WorkspaceのTechnical Expertsチーム スペースに通知する投稿します。
Technical ExpertsたちはWatson Workspaceから通知のリンクをクリックして詳細を確認できるとともに、Watson Workspaceで問題解決のためのコミュニケーションを開始することが出来ます。
そして問題が解決されると、再度、Service Engineerが「CLOSE」のアクションをクリックします。するとBB-8が緑色に代わり、Watson Workspaceにクローズの通知が行われます。
以下、自分が担当したロジックを重点的に紹介します。
OpenCode4Workspace Java SDKをXPages NSFに組み込み
チームでどのような構成で実装しようかとディスカッションを行っているとOpenNTFのチェアマンであるChristian Guedemann氏の提案で「OpenCode4Workspace Java SDK」を利用することを進められます。
https://github.com/OpenCode4Workspace/Watson-Work-Services-Java-SDK
コチラのSDKを使えばXPagesから直接Watson Workspaceへ様々なアクションを行うことができます。
以下のスクリーンショットはCode4Workspace Java SDKからXPAGESに組み込むためにJarファイルをExportする際のEclipseの画面になりますが、右側のメソッド群からWatson Workspaceへの様々な機能が実装されていることが確認できます。
結果、無事にNSF、XPagesに組み込むことが出来、OpenCode4Workspace Java SDKを使ってDomino XPagesとWatson Workspaceの連携をすることが来ました。
ソースコードは後程Githubに公開されますが、NTFでこちらにもアップロードできたらと思っています。
Hackathonに参加してみて
今回個人的にはハッカソンに参加するのが初めてであり、日本でも参加したことないのに海外でいきなり参加して大丈夫なのかという不安は大いにありましたが、9時から5時までフルに時間をつかって多くの方と開発を行うことはとても刺激的でした。
OpenCode4Workspace Java SDKを提案してくれたChristian Guedemann氏ですが、それもそのはず。このSDKを作った本人でした(笑)
このSDKの開発に携わっているPaul Withers氏とChristian Guedemann氏は自分にとっては猛者だらけのIBM Championの中でも群を抜いて尊敬する存在の人たちです。
今回、OpenCode4Workspace Java SDKを組み込むにあたりNSF内でのエラーが解決できずChristian Guedemann氏に相談した結果、即座に対応策を教えてくれました。そればかりかその後に想定される問題まで先回りして教えてくれる始末。(まだエラー画面もコードもなにも見せていないのに!)
そんな彼らと同じ部屋でハッカソンが出来たことは本当に有意義な時間となりました。
ただ、時差ボケでハッカソンには参加するもんじゃないですね(笑)
活動限界を迎えてホテルに戻ると同時に寝てしまいました・・・
XPagesDay 2016 本日開催! 弊社セッションは16時から
2016年11月21日XPages,JavaEE,JSFニュース,Java,Lotus Domino Designer,Notes/Domino,xpagesday,XPages,Notes/Domino 日本語
XPagesDay 2016 本日開催!
今日からXPagesDayの熱い2日間が幕を開けます!
XPagesDayとはXPages技術に関するテクニカルWEBセミナーであり、もちろん参加費無料です。
今年2016 年はXpagesDay2016と題して、11 月 21 日(月)、22 日(火)の二日間を計7セッションの濃い内容でお送りします。
セッション名「XPagesでJava開発するぞ!」
毎年ケートリックからも1セッション講師を務めさせて頂いておりますが、今年は私、田付とエンジニアの米原の2人で「XPagesでJava開発するぞ!」というタイトルでお送りいたします。今年は今までの弊社セッションの中でも一番ハイレベルな内容となりそうです。
おそらく、「Javaは難しそう」、「XPagesが学びたいのであってJavaには興味がない」、という方々も沢山おられると思います。
ただXPagesはJavaによって動いています。 IBMがXPagesの解説をする際に「JSFを基礎技術とした開発言語です」という話をしていたことを覚えている人もいると思います。
JSFとはJavaでWEBアプリケーション開発をする際のとっても強力な開発フレームワークであり多くのJavaエンジニアがJavaEE JSFをベースに開発を行っています。
そんなXPagesのルーツを知ること、基礎技術を知ることはXPagesへの理解を深めることに繋がります。
そんな思いで今回のセッションを行いますので、少しでも興味がある方は是非参加してみてください。
【イベント、セッション概要について 】
セッション: XPagesでJava開発するぞ!(A-03)
日時:2016年11月21日(月) 16:00 – 16:45
場所:オンライン ウェビナー
【詳細・お申込みについて】
お申込み: 無料
イベントページ: http://xpagesday.com/
【2016/11/9 NCオープンセミナー】 今日から始める XPages アプリケーション開発!(オープンセミナー 2016 ハンズオン XPagesDay 出張セッション)
2016年11月04日ニュース,XPages アプリケーション開発,xpagesdayXPages,Notes/Domino 日本語,XPages,ノーツコンソーシアム
我らがXPagesDayがまたもノーツコンソーシアムイベントをハックします!
XPagesDayとはXPages技術に関するテクニカルWEBセミナーです。もちろん参加費無料。
今年2016 年はXpagesDay2016と題して、11 月 21 日(月)、22 日(火)の二日間を計7セッションの濃い内容でお送りします。
毎年ケートリックからも1セッション講師を務めさせて頂いておりますが、今年は私、田付とエンジニアの米原の2人で「XPagesでJava開発するぞ!」というタイトルで普段あまり聞けない内容のセッションをお送りする予定です。
そんな普段はウェビナーだけのXPagesDayですが、今年は(も)ノーツコンソーシアム様イベント「ノーツオープンセミナー2016」でセッションを1コマ奪取することに成功したようです!
「今日から始める XPages アプリケーション開発!」
今年のセッションタイトルはこちら ↑
このセッション、ハンズオンセッション! 2時間弱の濃いセッションです!
ハンズオンセッションなので参加者の皆様と一緒にXPages開発をその場で行っていきます。
さらに、
講師を務めるのが2015年までIBMチャンピオンであった (株)ソルクシーズ 吉田さん。
この吉田さんが今回のために用意したセッション資料が怒涛の127ページ!!!
さらにさらに、
その吉田さんの号令により集まるXPages開発の猛者たち!
私も僭越ながら補佐役としてこちらのイベントに参加させて頂きますが、その他にも名だたる猛者が脇を固めます。
XPages初心者の方をこれ以上にないほどに強力にバックアップしていきます。
XPages初級者向けのセッションですのでXPagesを業務で学ぶ必要がある方から、興味がある方までどしどしご参加ください。
参加費無料のノーツコンソーシアム オープンセミナ―への登録は以下のURLから行なってください。
【 イベント、セッション概要について 】
セッション: <H21> 今日から始める XPages アプリケーション開発!
日時:2016年11月9日(水) 10:00 – 11:45
場所:日本アイ・ビー・エム株式会社 本社事業所
【詳細・お申込みについて】
イベントページ: http://www.notescons.gr.jp/home.nsf/content.xsp?k=ncopen16&w=12
【2016/11/9 NCオープンセミナー】 既存ノーツアプリのWEB化でハマらないためのノウハウをご紹介します
2016年11月04日ニュース,Notes/DominoXPages アプリケーション開発,XPages,Notes/Domino 日本語,ノーツコンソーシアム
いよいよ「ノーツコンソーシアム オープンセミナー」の開催が近づいてまいりました。
弊社からは
「開発者必見!ノーツアプリを効率的にWEB化するツールをご紹介!」
と題して講演をさせて頂きます。
開発者だけでなくノーツアプリのWEB化をすすめるご担当者に是非知って頂きたいWEB化のための解析、分析ツールをデモを交えてご紹介する予定です。
具体的には、以下のツールのご紹介を考えております。
- Teamstudio Analyzerの監査機能
XPAGES化の際のハマりどころを事前に洗い出す方法としてTeamstudio社の製品であるAnalyzerの監査機能を使った手法をご紹介。 - Teamstudio Usage Auditor
「そもそもこのNSFはWEB化が必要なほど使われているのか?」を利用頻度などの情報から事前に調べることが可能なツールのご紹介。 こちらもTeamstudio社の製品になります。
- Teamstuio Adviser
Teamstudio社から今年発表される製品をどこよりも早くご紹介。WEB化のための見積もり算出に使えるツールです。 - We4IT ScanAlyzr
We4IT社の製品であるWEB化見積もりツールのご紹介。 XPAGESによる開発工数の自動算出だけでなく、ノーツWEBアプリ作成ツール「Aveedo」でWEB化マイグレーションした際の開発工数の自動算出も行うツールになります。 - We4IT Aveedo
既存ノーツアプリをDominoデザイナー要らずでWEB化してしまうツールのご紹介です。お時間がゆるせば実際にサンプルのNSFアプリをAveedoを使い自動WEB化する手順をデモでお見せいたします。
さらに、様々なお客様のご依頼を頂き、NSFアプリのXPAGES化を行っている弊社だからこそお伝えすることができるノウハウを交えてご紹介する内容の濃いセッションになっております。
弊社が販売代理店契約をもつWe4IT社の製品だけではなくTeamstudio社の製品のご紹介など、参加者の方々へのメリットを優先でご紹介するセッションとなっているのも面白い試みだと思いますので是非ご参加ください!
イベント参加のご登録がまだの方は是非こちらのリンク下の「お申込みリンク」からご登録を行うことが出来ます。(参加費無料)
【 開催概要について 】
弊社セッション: <S13> 開発者必見!ノーツアプリを効率的にWEB化するツールをご紹介!
日時:2016年11月9日(水) 13:00 – 13:45
場所:日本アイ・ビー・エム株式会社 本社事業所
セッション情報:S13 -開発者必見!ノーツアプリを効率的にWEB化するツールをご紹介!
【詳細・お申込みについて】
イベントページ: http://www.notescons.gr.jp/home.nsf/content.xsp?k=ncopen16&w=12
2016/11/9ノーツコンソーシアム 弊社セッションのご紹介
2016年10月25日ニュース,XPages アプリケーション開発,XPagesNotes/Domino 日本語,XPages,aveedo,ノーツコンソーシアム
「開発者必見!ノーツアプリを効率的にWEB化するツールをご紹介!」
ノーツコンソーシアム様主催による「ノーツコンソーシアムオープンセミナー」が、2016年11月9日(水)に開催されます!
弊社からは「開発者必見!ノーツアプリを効率的にWEB化するツールをご紹介!」と題して様々な開発ツール、開発支援ツールをご紹介させて頂きます。
また開発者だけではなく、既存のNSFアプリのWEB化、モバイル化、XPAGES化に問題を抱える担当者様に必見のWEB化解析ツールや見積もりツールをご紹介いたします。
ご興味があるかたは是非ご参加ください。
イベント参加はこちらのリンク下の「お申込みリンク」から行ってください。
【弊社セッション】
S13
開発者必見!ノーツアプリを効率的にWEB化するツールをご紹介!
11/9 13:00 - 13:45
大量のノーツアプリのWEB化に頭を抱えていませんか? アプリの利用頻度、コードの複雑さなどを分析、可視化するツールをご紹介。またXPAGES開発以外の様々なノーツアプリWEB化ツールをご紹介。
ケートリック株式会社
代表取締役
田付 和慶 氏
【 開催概要について 】
日時:2016年11月9日(水)13:00 – 13:45
場所:日本アイ・ビー・エム株式会社 本社事業所
セッション情報:S13 -開発者必見!ノーツアプリを効率的にWEB化するツールをご紹介!
【詳細・お申込みについて】
イベントページ: http://www.notescons.gr.jp/home.nsf/content.xsp?k=ncopen16&w=12
【2016/10/21 (金) 】テクテクLotusセッション:DominoのWEBアプリ作成をもっと簡単に。DesignerいらずのWeb開発ツール「Aveedo」
2016年10月20日ニュース,Notes/Domino 日本語,Aveedo
DominoのWEBアプリ作成をもっと簡単に。DesignerいらずのWeb開発ツール「Aveedo」
開発するアプリは自動でスマホ対応はもちろん、グラフ表示、Office・PDF出力、チャット、ワークフローなど便利な機能が満載です。
もう一つの目玉に既存NSFアプリをウィザード操作でカンタンWEB化する機能があり、素早く最新のWEBアプリに生まれ変わらせます。
セッションではAveedoで実際に作られたCRM、SFAなどの高度なアプリを織り交ぜてご紹介致します。
IBM Champion 2017へのノミネーションが始まりました
2016年10月04日IBM Champion,Notes/Domino 日本語,ICSESS
IBM Champion 2017へのノミネーションが始まりました
その年のIBM Championを決めるノミネーションが本日(2016/10/04)より始まっています。
以下のIBMのソリューションやソフトウェアに対し、年間を通してそのテクニカル・コミュニティーに優れた貢献をしてきた人たちに送られる称号がIBM Championと呼ばれています。
- IBM Analytics (IM/BA/ECM)
- IBM Clound, including IBM Middleware
- IBM Collaboration Solution
- IBM Power Systems
2015、2016年では弊社から私、田付和慶がIBM Championに選ばれるという栄誉を頂きました。2016年では計4名のIBM Championが日本から選ばれました。
IBM Championに自薦、他薦しよう
その年のIBM ChampionはこちらのURLから応募が可能となっています。ここでノミネートされた自薦、他薦を含む人たちの中からIBMが毎年IBM Championにふさわしいと思う人たちを任命する流れになります。
ただ、こちらのエントリーフォームが英語であるため、日本人にとっては少々ハードルが高くなってしまっているようです。
そこで、去年に続き、以下にエントリーフォームの和訳を載せてみました。
※記入は英語で行わなければいけません。自薦、他薦する人は避けようがありませんので頑張ってください(笑)
去年のエントリーと比較していくつか変更点があるようです。(去年の和訳を乗せた弊社のブログはこちら )
気が付いた大きな変更点は以下です。
- 2016年版では過去1年前まで遡って行われた貢献を記入するようになっていましたが、今回は18か月まで遡っての貢献に変更
- 推薦する人(他薦の場合は推薦対象の人)はdeveloperWorksでプロフィールを持っており、更新されていることを推奨していると明記
(なおこちらはIBMからの正式な和訳でもなく、私が勝手に訳したものですので最終的な判断は自己責任でお願いします。)
今年も日本からも沢山のノミネートが行われることを期待しています!
エントリーフォームは<こちら>から。
XPages on bluemixとIoTでBB-8を動かしてみた (2/2)
2016年09月21日XPages,IoT,Bluemix,Notes/Domino,XPages アプリケーション開発Notes/Domino,XPages アプリケーション開発,XPages,bluemix,Notes/Domino 日本語
前回からの続き
こちらのブログは前回の「XPages on bluemixとIoTでBB-8を動かしてみた パート1」の続きです。
前回までで、WindowsでBLEを制御するための以下の手順がおわりました。
- (1)WindowsでBLEを制御するために
- (2)BluetoothのUUIDを取得
(3)GitHubからBB8-Bluemixプロジェクトを入手
BLE接続が出来ればNode.jsのBB-8サンプルコードがあるので、それにドローンの時のようにMQTTを組み込んでIoT対応してやればいいと考えていましたが、なんと既にBB8-Bluemixなるプロジェクトが存在することを発見。今回はありがたく使わせて頂くことにしました。
https://github.com/shamimshossain/bb8-bluemix
こちらからbb8-Bluemixプロジェクトをクローンするなりしてローカルに展開します。
次に、コマンドプロンプトを開き、プロジェクトフォルダのパスにChange Directoryした後、「npm install」を実行します。 依存関係で色々とワーニングが出ましたが自分の環境では実行自体は出来ましたのでそのまま進めます。
インストールが完了したら、プロジェクトフォルダ内にある spheroDemo.js を開き3行目の引数にパート1で取得したBluetooth UUIDを指定します。MAC OSではBLEアドレスは20桁以上であるようですが、Windowsでは12桁のIDでした。
(4)BluemixでInternet of Things Platform Starterアプリを作成
(5)IoT Foundationよりデバイスの追加を行う
- アプリケーションのステージングが完了したら、左メニューから「Internet of Things Platform」を選択します。
- デバイスの接続から「ダッシュボードを起動」をクリックします。
- IBM Watson IoT Platform画面が開いたら「デバイスの追加」をクリック
- デバイスの追加ウィザードが開くので「デバイス・タイプの作成」を選択。次へ
- 「デバイス・タイプの作成」 ‐ 「一般情報」ステップではデバイスの名前を「sphero」にして次へ
- 「デバイス・タイプの作成」 ‐ 「テンプレートの定義」ステップでは特になにも選択せず次へ
- 「デバイス・タイプの作成」 ‐ 「情報の送信」ステップでもなにもせず次へ
- 「デバイス・タイプの作成」 ‐ 「メタデータ(オプション)」ステップもなにもせず「作成」ボタンを押下
- 「デバイス・タイプの選択」でさきほど作成したデバイスタイプを選び次へ
- 「デバイス情報」ではデバイスIDを任意の名前に設定して次へ
- 「メタデータ」ではなにもせず次へ
- 「セキュリティー」もなにもせず次へ
- 「要約」で確認後、追加ボタンを押下
- デバイス資格情報が表示されるので、赤で囲んだ部分をメモしておきます。
- 次に「Internet of Things Platform Starter」のダッシュボードに戻り、apiKeyとapiTokenを確認しメモします。
(6)BB8-Bluemixプロジェクトの設定ファイルにIoT Foundation情報を設定する
(3)で展開したBB8-Bluemixのプロジェクトを開き、sphero-config.properties ファイルを開きます。
以下のようにファイルを編集します。
- deviceid: IBM Watson IoT Platform で登録した BB-8 の Device ID
- authtoken: IBM Watson IoT Platform に BB-8 を登録した際に割り当てられた認証トークン
- apikey, apitoken: IBM Watson IoT Platform の資格情報に記載されたapiKeyとapiToken
(7)MQTTクライアントからIBM IoT Fundationに接続テスト
にこちらのbb8-bluemix プロジェクトの下部に記載されているNode-Redのコードで実行テストを行います。
- bb8-bluemix プロジェクトの下部にあるNode-Redのコードをコピーします。
- Bluemixで作成した「Internet of Things Platform Starter」アプリケーションからプロジェクトURLを開きNode-Redを起動させます。
- メニューからインポートを選択しコピーしたコードを貼り付けます。
- 青色の「IBM IoT App Out」ノードをダブルクリックして以下のように設定を行います。
・Device TypeはIoT Foundationで指定したspheroを指定。
・Device IdにIoT Foundationで追加したデバイスIDを指定。 - Node-Redの「Deploy」ボタンを押し保存します。
ここまで設定が完了したら、コマンドプロンプトからspheroDemo.js を実行してBB-8と繋いでおきます。次にNode-Redから「Change color to Red」などのノードをクリックして実行しBB-8を制御できるか試します。
(8)XPages on Bluemixのアプリを作成
ここでやっとXPAGESの話になります。
- BluemixのカタログからXPAGESランタイムを選択します。
- 任意の名前、ホスト名を入力しアプリケーションを作成します。
- XPagesアプリケーションを作成後、スターターコードをダウンロードします。
(9)加速度センサーによるBB-8の制御アプリをBluemixにデプロイ
BB-8を制御するXPagesアプリケーションをこちらからダウンロードしてください。
ダウンロード: http://ktrick.com/download/xpages-bb8-tpl.zip
自身のXPAGESアプリケーションの設計をこちらのものに置換するか、XPages, スクリプトライブラリ、リソース、ファイル、スタイルシートの設計をコピーして使ってください。
次にスクリプトライブラリのsp_mqtt_bb8.js を開き以下の赤枠の値を置き換えます。
情報はNode-Redの時と同様に資格情報を参照します。
- deviceid: デバイスID
- pubTopic: デバイスタイプがspheroでない場合は書き換えます
- mqtt_host: 資格情報のmqtt_hostを指定
- mqtt_s_port: 資格情報のmqtt_s_portを指定
- org: 資格情報のorgを指定
- apiKey: 資格情報のapiKeyを指定
- apiToken: 資格情報のapiTokenを指定
設計置換後にBluemixにデプロイするとXPAGESアプリケーションのTOPページが以下のようなものに置き換わっていることが確認できます。
(10)XPAGESで動作テスト
Node-Redでテストしたときと同様にspheroDemo.jsを実行しBB-8とIoT Foundationを接続しておきます。
次にXPAGESアプリをスマートフォンで開いてください。
今回のXPAGESアプリではHTML5+Javascriptによってスマホのモーションセンサーを感知し前後、左右にBB-8を制御することが出来るようになっています。
こんな感じで操作できます。
動いた~♪
以上により、フォースはXPAGESとIoTで成り立っていたということが証明できました。