こんにちは、開発担当の米原です。

NotesDesigner, NotesClientsを使用していてこのようなことになっていませんか??

以前に「テクてくlotus技術者夜会」にてお話しした話なのですが、案外周りの人も知らなかったとのことですので

備忘もかねてブログに残します。

  • 開発行ってると、設計を選択しても表示されるまでに時間がかかる
  • だんだん反応が鈍くなり、最後には予期せぬエラーでDesignerが落ちる。。。
  • Notes Designer で開発行ってると、数時間後にNotes Designer がフリーズして使えなくなる

まずは使用中のメモリの状態を見てみましょう

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画面の下にメモリの使用状況がみれるようになります。
操作方法は以下の通りです。

  1. HCL Notes Designerを起動します
  2. 画面上メニューの「ファイル」を選択
  3. プリファレンスを選択
  4. 設定の一覧を選択
  5. ピープ・ステータスを表示のチェックをON

すると、画面下に使用メモリが表示されます。

256M中の60M」となっていますが、現在256Mbyte確保しているうちの60Mbyte使ってますとの意味合いとなります。

XPageなどで設計が複雑なものや、カスタムコントロールが多くある設計、タブを結構開くとだんだん仕様メモリが増えて限度を超えるとメモリの開放が間に合わなかったりして処理が遅くなったりします。

そのために、割り当てるメモリを設定するパラメータがNotes.iniに用意されています。

Notes.iniは通常は「HCL\Notes」配下にあるかと思われます。

Notesのバージョンは、V12.0.1からになります。

(設定例)

WCT_vmarg.Xmx=-Xmx2048m
 Notes/Domino Designers が消費するメモリの最大量

WCT_vmarg.Xms=-Xms1024m
 Notes/Domino Designers が消費するメモリの最小量を定義します。

WCT_vmarg.Xmca=-Xmca1024k
Notes/Domino Designers が最小量よりも多くのメモリを必要とするときに、メモリを増加させる単位となるブロックサイズを定義します。

 

詳細な設定等の情報はこちらにございます。
HCL Customer Support

 

ちなみに初期値は

WCT_vmarg.Xmx=-Xmx256m
WCT_vmarg.Xms=-Xms48m
WCT_vmarg.Xmca=-Xmca8k

となっています。

ご使用のマシンスペックと相談してメモリのサイズを変更してみましょう。
メモリをあまり積んでいないマシンでメモリ確保領域を多くとると別のシステムが動かなくなったり、余計遅くなったりするので注意が必要です。

それでは今回はここまでとします。

HCL Ambassador

 

HCL様よりメールが届き、田付、米原が2025 HCL Ambassadorに任命されたことを知りました。

HCL Lifetime Ambassadorの加藤を含めると弊社から昨年に続き3名がHCLアンバサダーとして任命されました。

なお、日本から選出された2025年 HCL Ambassadorは以下の11名となっており、過去最多となっております!

■ HCLアンバサダー グローバルページでの発表: https://www.hcl-software.com/about/hcl-ambassadors/class-of-2025

■ HCL Software 日本ブログでの発表: https://www.hcljapan.co.jp/software/blog/hcl-ambassador-2025-japanhttps://www.hcljapan.co.jp/software/blog/

HCL Ambassador 2025に任命されたのは以下11名の皆様です。(会社名50音順)

ケートリック株式会社 加藤 満 氏
https://notesdominoliaison.blogspot.com/

株式会社アグレックス 阿部 覚 氏
http://abesat.blog.jp/

株式会社NIS 中野 晴幸 氏
https://harunakano.blogspot.com/

株式会社エフ 御代 政彦 氏
https://guylocke.blogspot.com/

ケートリック株式会社 田付 和慶
ケートリック株式会社 米原 和之
https://www.ktrick.com/blog/

ソフトバンク株式会社 中山 達嗣 氏

広瀬化学薬品株式会社 萩原 健補 氏
http://www.tanuchi.com/

株式会社フィオーレ 林和正 氏
https://note.com/dominolab/

株式会社 プロシード 浜 真行 氏
https://www.denaoshidomino.com/

MiscWorkshopsOSAKA 野村 知也 氏
https://miscworkshops.com/

任命された皆様おめでとうございます!

 

2025年は、「テクてく Lotus 技術者夜会」(https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0069193)や「ノーツコンソーシアム」(https://www.notescons.gr.jp/)などをはじめコミュニティーへ以前より積極的に貢献していきたいとおもっています。また、HCLアンバサダーとDomino大好きな有志者が一丸となり、2024年に大変好評だったNotes/Dominoのコミュニティイベント「DominoHub 2025」の開催を現在計画中ですので是非楽しみにしていてください。

1989年にグループウェアとして販売が開始されたNotes/Dominoは、かつて一世を風靡しました。

しかし、近年では一部の声として「Notes/Dominoは時代遅れ」と見なされることがあり、さらにはベンダー企業から「脱ノーツ」などといったフレーズで他社製品への移行を勧められることもあるのではないでしょうか。

もちろん、他社製品への移行を完全に否定するものではありません。

しかし、十分な検討を行わずに安易に移行を決断することは、かえってリスクを伴う可能性があります。

そもそも、本当にNotes/Dominoは時代遅れなのでしょうか?また、なぜそのように言われるのかを正しく理解することが重要です。

今回は、ノーツコンソーシアムの団体に参加している弊社が、「Notes/Dominoは時代遅れではない」と考える理由について解説いたします。正しい情報に基づいた判断をサポートする一助となれば幸いです。

Notes/Dominoは時代遅れ?

Notes/Dominoには長い歴史があります。

 

● 1989年: Lotus Development社によりLotus Notes/Dominoが販売開始
● 1995年: IBM社がLotus社を買収し、「IBM Notes/Domino」として提供開始
● 2019年: HCL Technologies社がNotes/Dominoブランドを買収

 

IBM社がNotes/Dominoを提供していた頃まで、クラウドに非対応であったり、競合製品と比較して劣勢に立たされたことがありました。

この時期にkintone、Microsoft 365、Google Workspaceなどが登場し、それに伴い「Notes/Dominoは時代遅れ」という印象が広まったのも事実です。

しかし、2019年にHCL Technologies社へ移行して以降、Notes/Dominoは飛躍的に進化を遂げています。継続的なバージョンアップにより、モバイルアプリ、クラウド対応などが実現され、競合他社製品に引けを取らない機能が充実しています。

これらのアップデート内容を知れば、Notes/Dominoが「時代遅れ」という見方が誤りであることに気付いていただけるはずです。

Notes/Dominoは時代遅れと誤解される原因

Notes/Dominoは時代遅れと誤解される原因を5つ挙げてみます。

プロモーションが弱い

Notes/Dominoが「時代遅れ」と誤解される主な原因は、プロモーションの弱さにあります。

HCL社はNotes/Dominoのバージョンアップを積極的に行い、製品の進化を続けています。

しかしながら、プロモーション活動が十分であるとは言えず、その結果、最新情報がユーザーに届いていないのが現状です。

一方、グループウェアの競合製品であるkintone、Microsoft 365、Google Workspaceなどは、大規模なコマーシャルや広告キャンペーンを積極的に展開しています。これにより、これらの製品は市場での存在感を高め、広く認知されています。

対照的に、Notes/Dominoは十分なプロモーションが行われていないため、最新の機能やアップデート情報が多くのユーザーに届かず、その存在が埋もれてしまっている状況です。この情報不足が、「Notes/Dominoは時代遅れの製品である」という誤ったイメージを助長しています。

正しい情報が広く共有されれば、Notes/Dominoが競合製品に匹敵する先進的な機能を備えていることを、多くのユーザーに理解していただけるはずです。

最新情報が届いていない

Notes/Dominoが「時代遅れ」と誤解される背景には、最新情報の発信不足も大きな要因として挙げられます。

現状、既存ユーザーに対してリリース情報やアップデート内容が十分に発信されておらず、その結果、製品の進化が認知されず、古いイメージが払拭されていません。

一方、競合製品は、新機能の紹介や成功事例を積極的に発信し、市場における存在感を高めています。それに対して、Notes/Dominoは情報発信が乏しいため、過去の製品であると誤解されてしまう状況が続いています。

効果的な情報発信と最新機能の紹介が行われれば、Notes/Dominoが現在でも競争力のある製品であることを、より多くのユーザーに知っていただけるでしょう。

アプリの他システム間連携が乏しかった

以前はアプリの他システム間連携が乏しかったことが挙げられます。

競合他社のクラウド製品がAPIを活用してシステム連携を実現していたのに対し、オンプレミスでの利用が前提となっていたDominoサーバーでは、REST APIによる他システム連携が難しい状況が続いていました。

しかし、近年のアップデートによりシステム連携機能は大幅に改善されており、こうした過去のイメージは現在のNotes/Dominoには当てはまりません。

モバイルアプリやクラウド対応に遅れた

Notes/Dominoが時代遅れと誤解されるもう一つの要因は、モバイルアプリやクラウド対応の遅れです。

クラウドサービスの普及が加速する中で、競合製品であるMicrosoft 365やGoogle Workspaceは、早い段階からモバイルアプリとクラウド利用を前提としたサービスを提供し、オフィスだけでなく自宅や外出先からも仕事ができる柔軟な環境を実現しました。

一方、Notes/Dominoはこの対応が後手に回り、ビジネス機会を逃してしまったのは紛れもない事実です。

しかし、HCL社への移行後はモバイルアプリへの対応やクラウド対応が大幅に改善され、現在では競合製品に劣らない柔軟性を備えています。この点を正しく理解することで、Notes/Dominoの進化を再評価できるでしょう。

PCにセットアップして配布する必要があった

IBM社が提供していたNotesクライアントは、PCにインストールしてセットアップする必要がありました。

 

一方、kintone、Microsoft 365、Google Workspaceなどの競合製品は、モバイルアプリやブラウザベースでの利用を前提としており、ユーザーの負担を大幅に軽減しました。この違いにより、Notes/Dominoは「手間がかかる」という印象を持たれることが多かったのです。

 

特に、従業員の入社時などにセットアップ作業が負担となり、「扱いにくい」と感じた経験を持つ管理者も少なくありません。しかし、現在ではブラウザベースの利用やクラウド対応、セットアッププロセスが大幅に改善されています。

Notes/Domino販売するHCL社とは

HCL Technologies社は世界60カ国に従業員224,000人以上抱えるインドのIT企業です。2023年の売上高は約約131億ドル(約2兆700億円)で規模は非常に大きいです。

従来からエンジニアリング、クラウド、AIを得意分野としており、近年AIブームが到来して非常に有利なポジションにいます。「2024 Brand Finance Global 500 and IT Services Top 25 Report」では、最も急成長しているIT企業に選出されました。

HCL社はNotes/Dominoを買収後、さまざまなバージョンアップをしています。

Notes/Dominoバージョンアップ内容

HCL社はNotes/Dominoを買収後、さまざまなバージョンアップをしており、他社に引けを取らない製品となりました。
ここでは、Notes/Dominoバージョンアップ内容をご紹介します。

モバイルアプリが登場した

HCL社は、Notes/DominoのモバイルアプリであるNomadを開発しました。

このアプリにより、PCだけでなく、モバイルデバイスやタブレット(iPhone、iPad、Android)でもNotes/Dominoを利用できるようになりました。これにより、外出先や自宅でもメールやアプリを活用することが可能となり、より柔軟な働き方を支援します。

さらに、追加ライセンスは不要のため、コスト面でも安心して導入できます。

クラウドやモバイル対応で出遅れた印象があったNotes/Dominoですが、現在では他社製品と同等にスマートフォンからの利用が可能です。

配布作業が必須ではなくなった

従来のNotes/Dominoは、インストールやセットアップ作業、そしてPCの配布が必須であったため、従業員の入社時に大きな負担がかかっていました。

しかし、NomadやNomad Webが登場したことで、手間のかかるインストール作業は不要になりました。

ユーザーはアプリをインストールし、ログインしてパスワードを設定するだけで利用を開始できます。

ローコード開発環境の提供を開始した

Notes/Dominoは単なるグループウェアに留まらず、アプリ開発環境を提供しており、多くの企業から支持を得ています。

従来は独自言語を用いてアプリ開発を行う必要があり、これが技術者不足の一因ともなっていました。しかし、HCL社はDomino Leapと呼ばれるローコード/ノーコード開発環境を導入。これにより、開発言語としてJavaScriptが採用され、アプリ開発がより容易になりました。

ITやプログラミングの専門家でなくても、Excelデータを読み込むだけでアプリを構築することが可能となり、非エンジニアでも効率的にアプリ開発を進められる環境が整っています。

サーバー環境がクラウドネイティブ化した

従来のNotes/Dominoはオンプレミスサーバーでの利用が前提となっていましたが、現在ではDockerイメージを利用したDominoサーバーが提供されており、AWSやAzureといったIaaS環境への移行が可能です。

またMSPと呼ばれるHCL社より委任されたビジネスパートナーによるDominoクラウドの利用が可能です。

これにより、お客様のご要望に応じた柔軟なサーバー環境を選択できるようになり、クラウドネイティブな運用が実現しました。

クラウド環境への対応によって、これまで以上にスケーラブルで効率的な運用が可能となっています。

非互換による問題がほとんどない

以前のNotes/Dominoでは、バージョンアップ時にアプリケーションの互換性チェックが必要であり、これが運用面の負担となっていました。

しかし、Notes/Domino 9.0以降では、非互換による問題がほとんど発生していません。

これにより、バージョンアップ後にアプリが利用できなくなるといった不安を抱える必要がほぼなくなり、安心して最新バージョンへ移行できるようになりました。

Notes/Dominoは時代遅れと判断するのは危険

Notes/Dominoは、いくつかの理由から「時代遅れ」と言われることがあります。

しかし、HCL社は継続的にNotes/Dominoのバージョンアップを行い、現在では他社製品と肩を並べる、もしくはそれ以上の機能を持つ製品へと進化しています。

特に、Notes/Domino独自のアプリ開発機能を活用すれば、業務効率化を実現することが可能です。

一方で、Notes/Dominoを「時代遅れ」と判断して他社製品に移行する際には注意が必要です。移行には莫大な費用がかかるだけでなく、使い勝手が変わることで業務が停滞するリスクがあります。

さらに、Notes/Dominoでは簡単に開発・運用できていた業務アプリを、他社製品に移行するとグループウェアや複数のSaaSを導入する必要があり、結果としてランニングコストが上昇するケースも少なくありません。

そのため、移行を検討する際には、まずNotes/Dominoに精通した専門家のアドバイスを受けることが重要です。

まとめ

Notes/Dominoは、1989年に登場したグループウェア製品です。単なるグループウェアとしての機能に留まらず、業務アプリの開発ができる点が大きな強みです。

ただし、他社製品と比較してモバイルアプリやクラウド対応が遅れたこと、そしてHCL社が継続的なバージョンアップを行っているにもかかわらず、十分なプロモーションが行われていないことが、「時代遅れ」と誤解される一因となっています。

しかし、Notes/Dominoを安易に「時代遅れ」と判断し移行することは危険です。企業の状況によっては、引き続きNotes/Dominoを活用した方がコストや業務効率の面で優れている場合も多くあります。

移行を検討する際には、必ず専門家に相談し、慎重に検討を進めてください。弊社では、無料相談を受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

こんにちは、開発担当の米原です。

本日は最近XPages開発でハマった時のお話です。

現象

設計の編集などしていると、XPageとカスタムコントーロールの設計が開かなくなり
設計をクリックしても、下のようなエラー画面が表示され設計の中身が見れなくなりました。

設計は開かないが、生成したWebページは設計通りの画面が開きました。

設計

Xpage : xpTest001

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
  <xp:view xmlns:xp=”http://www.ibm.com/xsp/core” xmlns:xc=”http://www.ibm.com/xsp/custom”>
 <xp:this.resources>
  <xp:styleSheet href=”/test001.css”></xp:styleSheet>
  <xp:styleSheet href=”/test002.css”></xp:styleSheet>
 </xp:this.resources>
 <xc:ccTest001></xc:ccTest001>
</xp:view>

CstomControl : ccTest001

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
<xp:view xmlns:xp=”http://www.ibm.com/xsp/core” xmlns:xc=”http://www.ibm.com/xsp/custom”>
 <xp:table styleClass=”tbl_001″>
  <xp:tr>
   <xp:td styleClass=”bk_001″>
    styleClass=”bk_001″
    <xp:inputText id=”inputText1″></xp:inputText>
   </xp:td>
   <xp:td>
   </xp:td>
   </xp:tr>
  <xp:tr>
   <xp:td></xp:td>
   <xp:td styleClass=”bk_002″>
    styleClass=”bk_002″
    <xp:inputText id=”inputText2″></xp:inputText>
   </xp:td>
  </xp:tr>
 </xp:table>
</xp:view>

style sheet : test001.css

.bk_001{
background:rgb(255, 0, 0);
}

.bk_002{
background:rgb(0, 256, 0);
}

.tbl_001 {
width: 90%;
text-align: center;
border-collapse: collapse;
border-spacing: 0;
margin: 50px 50px;
}
.tbl_001 th {
padding: 10px;
background: #e9faf9;
border: solid 1px #778ca3;
}
.tbl_001 td {
padding: 10px;
border: solid 1px #778ca3;
}

どこが原因だったのか

原因ですが

カスタムコントロールの ccTest001内でセットしている
styleClassに設定していました styleClass=”bk_002″ が原因でした。

.bk_002{
background:rgb(0, 256, 0);
}

すごい単純なミスなのですが、RGBの範囲ですが、 0~255 でして、256はダメですね。
今回はWebの画面もちゃんと、緑色も出ていましたので、なぜか設計のみ開くことが出来なくなる現象となりました。

エラー内容が表示されず分からない所だったので、初めはDBがつぶれたかと思い、
再度作成し直したりしたりと色々試行錯誤しておりました。

原因さえ分かれば大したことではないのですが、なかなかはまってしまいましたので、似た様な所でお困りの方がいましたら、参考にしていただければと思います。

設計が開かなくなったら、XPageならまずその中に含有されいるカスタムコントロールを疑い、簡易化しながらどこが怪しいか切り分けて、カスタムコントールに問題が無い場合はその中で呼んでるカスタムコントロールを除外や、今回の様にカスタムコントロール内で使用しているスタイルシートなどを疑っていくと原因が見つけやすいかと思われます。

あとですね、今回はNotesのV9で発生しておりまして、今回のブログを書く際に、V12でも試してみましたら、
何とちょっと画面がかわっておりまして、もう少しエラーが詳しく表示されていました。

エラー内容に

java.lang.IllegalArgumentException: Argument not valid
at org.eclipse.swt.SWT.error(Unknown Source)
at org.eclipse.swt.SWT.error(Unknown Source)
at org.eclipse.swt.SWT.error(Unknown Source)
at org.eclipse.swt.graphics.RGB.<init>(Unknown Source)
at com.ibm.etools.xve.renderer.internal.style.CSSColorUtil.stringToRGB(Unknown Source)

CSSのRGBあたりに何かしら問題があるよ的なものがでていますね。
V12ならもしかしらすぐ解決できていたかもしれません。

NotesDominoも進化し続けているので、バージョンを上げる方がより快適に開発できそうですね。

今回はテスト的に単純な設計を作成してでしたが、
実際ハマった設計はもっと複雑なものでして数時間ハマりました。。。

参考にしていただければと思います。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。

こんにちは。ケートリックの米原です。

今回はNotes Domino の体験型ウェビナーのご案内です。

主催と協賛は

主催:Misc Workshops OSAKA 協賛:ノーツコンソーシアム

となっております。

日時は2024/05/30(木) 14時~15時半(予定)に開催されます!

開催方法はWeb会議方式となっております。

今回は体験型となっていまして、スマホ、カメラ、GPS、などの機能もDominoだけで作成したアプリで体験するいい機会です!

その道のプロフェッショナルが手厚く説明していただけるとのことです!そして無料です。。。。

それでは、少しでも興味を持たれたら参加してみてはいかがでしょうか。

今回のウェビナーの詳細はこちらから

 

今回協賛である、HCL Notes / Domino日本最大のユーザーコミュニティでも色々な情報が手に入りますよ。

詳しくはこちらから

 

そして今回の講師はノーツコンソーシアムの大阪研究会のメンバーです。

そんな大阪研究ご興味がありましたら研究会も参加してみてはどうでしょうか?

非会員の方でも大歓迎です。

そんな大阪研究会の情報はこちらから

 

ではでは、今回はこの辺で失礼します。

こんにちは。米原です。

今回はイベントのご案内です。

ノーツコンソーシアムの大型イベントが2024/02/16(金)に開催されます!

ノーツコンソーシアムは、HCL Notes/Domino 日本最大のユーザーコミュニティです。
もちろん弊社ケートリックもコミュニティに参加しています!

 

ノーツコンソーシアム FESTA 2024

開催日時:2024年2月16日(金):14:30~17:45 (受付開始:14:15~)
開催会場:アキバプラザ(東京千代田区)6F セミナールーム3
参加費:無料、事前申込不要

・ノーツコンソーシアム会長挨拶・基調講演
・研究会発表
・HCLジャパン Notes/Domino 35周年とV14など
などなど色々ないい話が聞けるはずです!
弊社のメンバーも発表予定ですよ。

詳しくはこちらを

https://www.notescons.gr.jp/home.nsf/event.xsp?action=openDocument&documentId=E327A212EDD66A6B49258A6A002F4B1E

ノーツコンソーシアム 30周年記念イベント

開催日時:2024年2月16日(金):18:00~20:00 (受付開始:17:45~)
開催会場:アキバプラザ(東京千代田区)5F レセプションホールAB
参加費:無料、事前申込制

ノーツコンソーシアム30周年、Notes/Domino35周年となり、皆様でお祝いするイベントとなります。
皆さんで集まってお祝いしましょう!

こちらは事前申込が必要ですのでご注意を!!
お申込みはこちらから イベントの詳細もご確認できます。

https://30anniversary.notescons.gr.jp/

 

それでは、現地でお会いできることを楽しみにしております!

ケートリックから過去最多3名が2024年HCLアンバサダーとして任命されました

HCL Ambassador

2023年12月クリスマス前にHCL様よりメールが届き、田付、米原が2024 HCL Ambassadorに任命されたことを知りました。

HCL Lifetime Ambassadorの加藤を含めると弊社から過去最多となる3名がHCLアンバサダーとして任命されたことになります。

なお、日本から選出された2024年 HCL Ambassadorは以下の10名となっており、こちらも過去最多となっております!

■ HCLアンバサダー グローバルページでの発表:
https://www.hcl-software.com/about/hcl-ambassadors/class-of-2024

■ HCL Software 日本ブログでの発表:
https://www.hcljapan.co.jp/software/blog/

HCL Ambassador 2024に任命されたのは以下10名の皆様です。(会社名50音順)

ケートリック株式会社 加藤 満 氏
https://notesdominoliaison.blogspot.com/

株式会社アグレックス 阿部 覚 氏
http://abesat.blog.jp/

株式会社NIS 中野 晴幸 氏
https://harunakano.blogspot.com/

株式会社エフ 御代 政彦 氏
https://guylocke.blogspot.com/

ケートリック株式会社 田付 和慶
ケートリック株式会社 米原 和之
https://www.ktrick.com/blog/

広瀬化学薬品株式会社 萩原 健補 氏
http://www.tanuchi.com/

株式会社フィオーレ 林和正 氏
https://note.com/dominolab/

株式会社 プロシード 浜 真行 氏
https://www.denaoshidomino.com/

フリーランス、ノーツコンソーシアム大阪研究会所属 林 哲司 氏
https://enjoyxpages.sakura.ne.jp/wp1/

任命された皆様おめでとうございます!

2024年は、「テクてく Lotus 技術者夜会」(https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0069193)や「ノーツコンソーシアム」(https://www.notescons.gr.jp/)などをはじめコミュニティーへ以前より積極的に貢献していきたいとおもっています。また、HCLアンバサダーが一丸となり、Notes/Dominoのコミュニティイベント「DominoHub」の開催を現在計画中ですので是非楽しみにしていてください。


ベストコミュニケーションズ社からsmaconne事業譲受に関するお知らせ

ケートリック株式会社(代表取締役社長:田付 和慶、以下「当社」)は、株式会社ベストコミュニケーションズ(代表取締役社長:光安 智秀、以下「ベストコミュニケーションズ」)が開発するソフトウェア smaconneに関する全事業 (以下、「当該事業」)を譲り受けることに関し、同社と事業譲渡契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.事業譲受日

2024年1月1日

2.事業譲受内容

smaconne事業に関する資産および取引契約

(1) 販売 smaconne事業のお客様とのお取引は、当社が承継
(2) 開発 smaconne開発は当社が継承

3.事業授受の理由

当社は創業以来、HCL Notes/Dominoでのシステム開発、製品販売を行ってまいりました。
今回、ベストコミュニケーションズよりNotes アプリをスマホやPC のWeb ブラウザで手軽に利用するための製品「smaconne」を譲り受けることで、そのノウハウを当社のシステム開発事業に融合し、相乗効果を生み出すことで一層の事業発展ならびにお客様へより最適なソリューション・サービスを提供してまいります。

何卒これまでと変わらぬご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い致します。


XPagesリッチテキストコントロールのカスタマイズ

XPagesのリッチテキストコントロール カスタマイズ

Notes/Dominoエンジニア XPages担当の米原です。

まだまだ現役でXpagesの開発を行っています!
最近行き詰まったところがありましたで備忘としてブログに残すことにしました。

リッチテキストの入力高さを固定(縦スクロール付き)方法

リッチテキストを画面に配置したのですが、文字を入力して改行していくと、
自動で入力枠が縦に広がり結構縦に長くなり1画面の領域を結構占領してしまいます。
どうにか縦の幅を狭くしたいと思いました。

入力をするとどんどん広がって他の項目が見えなくなったりします。

Dojo属性を追加することによりCKEditorのConfig値を変更しました。
autoGrow_maxHeight:縦幅の広がった際の最大値

こんな感じで最大枠を指定できます。長くなる場合は縦のスクロールバーが機能します。

ツールバーを消す方法

今回の場合上のツールバーも不要なので消したいと思います。

同じように、今度は nameに toolbar 、valueに [[]]  これで上のツールバーは消えます。

この様にしてすっきりしました!
ここで「tootbar」 の「value」 に表示したいアイコンを選択することも可能です。

詳しくはこちらを参照してください↓
https://www.ktrick.com/xpages-richtext-ckeditor-toolbar-customize/

設定値などは、こちらを参考にしました。
https://docs-old.ckeditor.com/ckeditor_api/symbols/CKEDITOR.config.html

また色々と試したいと思います!


DominoV9→DominoV12 バージョンアップでXpagesエラーが発生した件

こんにちは。Xpages担当の米原です。

本日はXpagesでDominoV9からDominoV12にバージョンアップした際にハマったエラーの回避方法についてのお話です。

V9のサポート期日が迫っていまして、V12に更新されるお客さんが増えてきています。
そう、NotesDominoはどんどん進化してその都度便利な機能が追加されています!
V9で終わりではないですよ!!!

リリース情報その1

リリース情報その2

安心してNotes Domino 使い続けましょう。

さてさて本題に戻りまして

今回発生した問題はこちらの機能です。

  1. ボタン押下でダイアログを表示
  2. ダイアログ内で処理を実行(入力フィールドの値などセット)
  3. ダイアログ内で更新したものをダイアログを閉じるときのイベント(onHide)で部分更新

    OKボタンで更新するのは、OKボタンのイベントに処理を追加で可能なのですが、
    「x」ボタンが押された時にも反映したい場合があり、そのためにonHideイベントに部分更新のIDをセットしそのエリアを更新するように使用していました。

ここで、最後の「×」やOKでダイアログを閉じる際に、onHideが機能するのですが、
何とエラーになってしまってます。。
V9では大丈夫だったのに、V12ではこの使い方はダメなようです。

簡単なサンプルで確認したらこのようなものになります。

ダイアログ起動ボタン押下でダイアログ起動

「×」ボタン押下

エラー発生となります。

設計はこのようなものです

	<xe:dialog id="dlgTest" title="入力用ダイアログ">
		<xp:panel>
			ボタン押下で値がセットされ、×ボタンで値が更新します。<br/>
			<xp:button value="値をセット" id="button5">
				<xp:eventHandler event="onclick" submit="true">
					<xp:this.action><![CDATA[#{javascript:getComponent("testText").setValue("値がセットされました。")}]]></xp:this.action>
				</xp:eventHandler>
			</xp:button>
			<xp:button value="値をクリア" id="button1">
				<xp:eventHandler event="onclick" submit="true">
					<xp:this.action><![CDATA[#{javascript:getComponent("testText").setValue("値がクリアされました")}]]></xp:this.action>
				</xp:eventHandler>
			</xp:button>
		</xp:panel>
		<xp:eventHandler event="onHide" submit="true" refreshMode="partial" refreshId="testPan" disableValidators="true">
		</xp:eventHandler>
	</xe:dialog>

色々と調べた所、、、

どうも部分更新のエラー処理がV10から変更されているようでその影響の様です。

こちらに情報がありました 参考URL

回避策として、

Xspプロパティに「xsp.error.disable.detection.set01=true」をセットすることで
V9.0.1でのエラー処理に戻すことが可能です。

それでは、Xspプロパティを更新した状態でもう一度実行すると

「値をセット」ボタン押下後に、「×」ボタン押下すると

「値がセットされました。」と文言が更新されました。期待通りの動作です。

似た様な現象が発生した場合は参考になればと思います。

それでは本日はここまでで。