Notes/Domino 9.0.1 Fix Pack 7リリースと今後のNotes/Domino

 Notes/Domino 9.0.1 Fix Pack 7がダウンロード可能になりました

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今後のNotes/Domino

2016年9月12日、Notes/Domino 9.0.12021年9月までサポートが延長されることが正式に発表されました。
⇒ https://www.ibm.com/blogs/social-business/2016/09/12/ibm-notes-domino-v9-extends-support/

振り返ると、2016年1月のIBM ConnectイベントでIBMは2016年第4四半期にNotes/Domino 9.0.2をリリースするとアナウンスしていました。

IBM Championの加藤さんがブログ(こちら)にてうまくまとめておられますが、先月8月に行われたMWLUG イベントで時期リリースは 9.0.2ではなくFix Packとしてリリースされることが噂として広がり、たちまちNotes/Dominoの今後を心配する声が多く聞かれるようになりました。

 

Fix Centralでバグフィックスと合わせて新しい機能も提供されていく

今後、Fix Packがただのバグ修正だけでなく、Java 8やMicrosoft Edge browserサポートなどの新しい機能がFix CentralでFPとしてダウンロードできる形で提供されていくようです。

 

IBM Championコミュニティーでの反応

Notes/Dominoの今後についていち早く議論をしてきたIBM Champion達ですが、これらの発表を受け、現在はIBM ChampionコミュニティーではNotes/Dominoのサポート5年延長を好意的にとらえています。

セールスの担当者レベルではエンドユーザーにこのバージョニングの変更を説明する難しさというのはあるかと考えますが、Notes/Domino関連のプロダクトを開発・販売しているIBM Championの会社も多い中、彼らがNotes/Dominoの今後についてパニックではなく、好意的に受け入れられたというのは意味があると思っています。

世界のIBM Champion達は生粋のハイスキル エンジニアばかりですから、バージョンの数字の持つ意味よりその中身のほうが気になっているのは、まさにエンジニアという感じがします。

Application Modernizationについてはいまだ語られず

こちらもいろいろなブロガーから注目をあつめているバズワードです。 これが今後のバージョン(いつのVerかわかりませんが)で組み込まれる予定の新しい機能のようですがその中身はいまだベールに包まれたままです。

IBMは2016年第4四半期中になにを意味するか詳しく発表する予定です。

自分としては一開発者としてこの機能の全貌が一番興味があるためまた最新の情報があればこちらで発信していきたいとおもいます。