Notes ClientでxPageをオープンするための?OpenXPages

前回の投稿に続き、Lotus Notes 8.5.1からxPagesをComposite ApplicationにComponentsとして追加できる機能がついたので、早速試してみたのですが、Dblookupで他のデータベースからドキュメント情報を取得することは出来るけど、いざ、そのドキュメントをオープンさせようとしたときに、上手いこといかない、という問題に躓いたので記しておきます。

実際、なにが上手いこと行かなかったかというと、

  1. http:// のプロトコルでリンクを手前で生成しているような場合に、Lotus NotesはWebブラウザで開けようとするが、認証をもう一度求められてしまう。
  2. リンクを参照パスにしても、Proxyエラーや、404エラーとなってしまって開くことが出来ない。

で、どうするのかな~と思い調べてみると、答えはxPagesのブログに有りました。

?OpenXPage has been added as a supported parameters for the notes:// protocol to launch an XPage in the Notes client.

引用元: What’s New For XPages in 8.5.1 – XPages Blog – The XPages Blog.

Lotus Notes 8.5.1 のxPagesの新しい機能紹介の投稿なんですが、

Notes ClientでxPageをランチするために notes:// プロトコルの?OpenXPages というパラメータをサポートしました。

ということらしいので、自分の探していたのはこれかも?!と思い試してみたら見事に動きました。

自分の例では、

Link Core ControlのOptionsで「Link type」を「URL」にして、以下のようなComputed Valueで上手くいきました。

return “Notes:///88257656006337D3/content.xsp?OpenXPage”

余談ですがxPagesをComposite ApplicationのComponentとして使いたい場合は、極力xPagesで用意されたCore Controls等を使って作っていくのが近道っぽいです。もちろんThemeなども。

自分はxPagesのSourceタブからhtmlコードやCSSファイルをガツガツ埋め込んでいっていたので、Componentにしたとき、ほとんど動かず、結局かなり作り直すはめになっちゃいました・・・(涙)

追記:12月16日2009年
Domino Designere URLs for xPgages というエントリーがDomino Designer Wikiに追加されてます。

http://www-10.lotus.com/ldd/ddwiki.nsf/dx/Domino_Designer_URLs_for_XPages